竹について

竹が使えるようになるまで


               

※11月頃に採取・・・・・竹を採るのは11月頃です。 

                                               この時期の竹は春に筍を出す準備をしており、

                                               養分、水分が地下茎に集中し、棹に全く虫がいなくなります。


 

※1ヶ月陰干し・・・・・・竹を日陰で1ヶ月間干し、水分を抜きます。



※油抜き・・・・・・・・・火で1本づつ隅々まで炙り、竹の油を抜いていきます。


                                                この作業で緑色だった竹は黄色っぽく変わります。


                                                油抜きする事で中の細菌も死に、長期保存できます。



※1ヶ月日干し・・・・・・1ヶ月間日光にさらし、完成です。

                                     


  


※愛媛県産マダケで作品を作っています


食べ物でも地産地消が良いのと同じように、竹や木の自然素材も私たちと同じ土地で育った地元のものを使うのが良いとされています。 

昔の大工さんは家を建てる時、その土地の裏山に生えている木をできるだけ多く使いました。 竹で民具を作っていた職人さんも、頼まれた所へ道具だけ持って行き、その土地の竹を使って作っていました。


竹製品といえば家具から生活雑貨まであらゆるものが東南アジアや中国などから入ってきています。 国産の竹製品とは違った風合いやコスト面など魅力的ではありますが、防腐剤や上薬をたくさん使っているものが多くあります。 それも、環境の全く違う国で採られた竹だからです。


地元で育った竹を適切な時期に採り、適切な処理をしていればナチュラルなまま使えます。 また、竹の伐採や油抜き処理も、全て自分でやっています。 竹を採らせていただいている山は元々は放置竹林のような状態だった所もあります。 でもきちんと良い時期に伐採し、油抜き処理をすれば、すごくきれいで丈夫な竹カゴになります。 


竹というのは無尽蔵でエコな素材であるという事も、作品を通して感じていただければと思います。